「今はいいです」生まれた我が子を抱くことを拒否した父親。その理由とは…

新たな命がこの世で産声を上げる”出産”の瞬間。

出産は新たな家族が増えるとても幸せな瞬間でとても感慨深いものがあります。

sum1

しかしそれと同時に母子ともに命を落とす危険性もある瞬間でもあるのです。

そんな瞬間を迎えた一組の夫婦。

しかし、父親は、生まれたばかりの我が子を抱くことを拒否しました。

その理由に涙が止まりません。

以下は、奥さんから旦那さん向けた文章です。

旦那へ。

お母さんから聞いたで。出産の時、30時間の陣痛のあげく子癇発作で意識がなくなった、私。

お医者さんが、「母子共に危険な状態」って言ったら、迷わず、「母親の命を優先してください」って、お医者さんに頭下げてんてなぁ。

10ヶ月間、「宝物」って名前つけて楽しみにしてた子やで?

「子供が産まれたら、一番目は子供。お前は二番目に降格やなぁ」って、嬉しそうに言うてたやん?

意識不明のまま、緊急帝王切開。子供が先、無事にとりあげられて、看護婦さんが「お父さん、抱かれますか」って聞いたのに、「あいつが助かってから、一緒に抱きたいんで、今はいいです」って断ってんてなぁ。

「抱いた重みで、父親になった実感がわいてくるんかなぁ」って、抱き真似しながら言うてたやん?

あとから、なんですぐに抱っこしやんかったか聞いたら、「あれは、願掛けみたいなもんやった」って…

退院の日、看護婦さんから聞いたで。半日ほどたって、私の容態が安定した事伝えたら、トイレから泣いてる声が廊下にも聞こえてたって。看護婦さんみんなに、「いい旦那さんやね」って言われたよ。

あんたが泣いたんは、結婚式と、流産した時と、今回。

「男は泣くもんじゃない」って、いつも言ってるのに、私の事では、泣いてくれるねんなぁ。

普段は、優しい方ではないし、口も悪い旦那。でも、ほんまに困った時は、絶対に助けてくれるから、いざって時、一番に頭に顔が浮かびます。

いつも、きつい冗談で泣かされてばかりやけど、調子狂うやんか。

でも、これで、一生分くらいならついていけるような気がします。

絆は、目に見えないものやけど、ほどけない絆が出来た日は、この日やと、私は密かに思ってます。

旦那さんの深い愛情がとても伝わってきますね。

いざというときに支え合える家族の絆、夫婦の絆というものを改めて感じさせてくれるお話でした。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

週間ランキング
月間ランキング